●eメールのトラブル対策
eメールについては、さまざまな手口であなたを攻撃・陥れようとする輩が後を絶ちません。
ウイルス感染やフィッシング詐欺のきっかけの一部分はメール受信です。
メール送受信については、防犯とまではいかないけれど、手口を知り、対処をする必要があります。
1.スパムメール
不特定多数にメールを送信するもので、出会い系サイトやアダルトサイト、高利貸しや在宅ワークに
関するものが多いです。
これは、掲示板や自分の運営するホームページに載せたメールアドレスを自動収集するプログラムを使って
一斉に業者が送信していると言われています。
【対策】
スパムメールは一切無視することです。たまに、「送信解除をする場合は、ここをクリックして下さい。」と
メールに書いてあることがありますが、この手には乗ってはいけません。
これに応じると、そのメールが実際に存在していると相手に知らせたことになり、さらに多量のスパムメールが
送信されてきます。
メールソフトやセキュリティソフトの設定を使って、迷惑メールに分類して読まずに削除することです。
うかつにクリックすると、ウイルスやスパイウェアに感染することもありえます。
2.チェーンメール
「○時間以内に○人に、このメールを回して下さい。」というメールが受信されるものです。だいたい、
「送信しなければ、24時間以内にあなたは死にます。」などと不幸の手紙のメール版のような内容と
なっています。
【対策】
メールを回さなかったがために被害を遭うことはないので、一切無視して構いません。ただし、これが友人知人など
から送信されたものであれば、人間関係上の問題となりかねませんから、直接メールを送信した本人と
話し合うか、サイバー犯罪担当の警察に相談してみることをおすすめします。
3.自分を誹謗中傷するメールが送信されていたとき
自分を中傷するメールが自分のメールアドレス宛に送信されたときや、他人のメールアドレス宛に送信された
ことがわかった場合、これは明らかな「名誉毀損罪」「侮辱罪」と呼ばれる犯罪に該当します。
【対策】
サイバー犯罪担当の警察に相談しましょう。その歳、その誹謗中傷メールの内容はプリントしておきましょう。
メールは件名、差出人、本文以外にも、送信元のサーバ情報がメールヘッダに書かれているのでこれも
印刷しておきます。これら情報の表示方法はメール送受信ソフトのマニュアルをご覧ください。
なお、送信元は容易に偽装できるのですが、"Received"などの情報をたどっていけば、真犯人を
特定できる場合があります。
4.フィッシング詐欺メール
銀行やYahoo!などネットサービス企業をかたるメールで、個人情報やユーザID、パスワードを騙し取る
Webサイトに誘導しようとするものです。
手口としては、「セキュリティ強化のため、一度ログインして情報更新をしてください」と書かれたものや、
「定期的なパスワード変更時期になりましたので、パスワードを変更してください」と書かれたものなど
様々です。こうしたメールは送信元を偽装していることが多いことと、メールに書かれた誘導先URLも
リダイレクトと言って偽装URLからフィッシング詐欺サイトに転送しようと巧妙に騙そうとします。
【対策】
こうした内容のメールには一切答えてはなりません。メールに返信することも、メールに書かれたURLを
クリックして開くこともしてはなりません。URLを偽装しているので、URLを見ればフィッシング詐欺である
ことが見抜けます。またSSLなどで暗号化送信を行っていないことも多いです。クリックしてサイトを開いて
しまった場合は、すぐに閉じてセキュリティソフトでスパイウェア検索を実行します。こうしたサイトはスパイウェア
などを埋め込もうとする場合があります。
こうした重要な個人情報を入力させるメールやCD-ROMが届いたら、その企業に問い合わせましょう。
万が一、誤って個人情報を入力してしまったら、直ちにパスワード変更やアカウント停止などのとり、
その企業や信販会社の相談窓口に連絡します。そして警察にも必ず通報します。
■全国警察サイバー犯罪相談窓口等一覧
■WEB110[インターネットの犯罪・被害]追跡調査
